●ヒストリエ4巻のちょっとだけ感想とまとめです!
●思わぬ運命の歯車から、ボアの村で暮らすことになったエウメネス!
●エウメネスは、奴隷からも免れ、ボアの村で健やかに穏やかに成長します!
●日本の誇る超々歴史大作「ヒストリエ4巻」もめちゃくちゃ面白いです!
ヒストリエ3巻のちょっとだけおさらい
- とうとう奴隷として、カルディアの町から去ることになったエウメネス
- 奴隷として売られ先は、悪評高いゼラルコス
- しかし、移動中の船の中で起こった事件に巻き込まれ、幸運にも自由を得たエウメネス!
- 運命の歯車は、エウメネスをボアの村に導く!
- ボアの村でエウメネスが青年となった頃、ある事件が起こる・・・!?
ヒストリエ3巻を未読のかたは、この機会にぜひいかがでしょうか!
めちゃくちゃ面白いですよ。ヒストリエ!
ヒストリエ4巻のちょっとだけあらすじ(サテュラと悲惨ダイマコス?)
ヒストリエ4巻は、2007年7月23日発売されました。
ボアの村とティオス市との関係は良好なものでしたが、エウメネスが青年に成長した頃、ある重大な事件が起こります。
ティオス市の顔役の息子・ダイマコスが父が病臥したことを機に、私兵を率いてボアの村を征服しようと企てたのです!
ダイマコスの行動を見かねた弟のテレマコスは、内密にボアの村を訪れ、村人たちに退去を勧めます。
ただ、当たり前ですが、村人たちは村を捨てることを拒みます。
エウメネスは籠城戦を決断し、その鮮やかな知恵を駆使して村人たちを指揮し、ダイマコスの私兵を迎え撃つ準備を進めす。
エウメネスは村の防衛計画を練り、村人たちに役割を与え、戦闘の訓練を施します。
サテュラや他の村人たちも彼の指示に従い、一丸となって防衛に取り組みます。
エウメネスの指揮のもと、村は短期間で戦闘体制を整え、ダイマコスの襲撃に備えることができました。
ボアの村vsティオス市戦争が、ここに始まりを迎えます。
ボアの村は圧倒的不利な状況で、サテュラを含め、村人は皆、敗北を覚悟します!
しかし、エウメネスは自らの命もかけた作戦を実行します!
エウメネスが後日語ることになる「エウメネスの初陣!」の結果は如何に・・・・・!?
どう考えても目が離せない「ヒストリエ4巻」!めちゃくちゃ面白いので、ぜひお読みただければと思います!
ヒストリエ4巻のちょっとだけ読みどころと感想(愛するサテュラを守るエウメネス!)
ネタバレにならない程度に、読みどころと感想を書きます。
「ヒストリエ4巻」は、エウメネスの初陣についてのお話となります。
エウメネスが住むボアの村は、彼にとって愛情深く育まれた大切な場所ですが、ここで大きな戦争が勃発します。
ティオス市の顔役の息子・ダイマコスが率いる私兵が、ボアの村を征服しようと企むのです。
ティオス市のダイマコス率いる私兵 vs ボアの村!どう考えても、ボアの村が圧倒的に不利です。
兵士の数も、
人材も、
設備も、
知識も、
経験も、
すべてが不足しています。
ボアの村人もイマイチ頼りに出来ない状況です。
まともに戦ったら、あっという間に全滅してしまうのは必至です。
ダイマコスの私兵とまともに戦うことなど不可能だと誰もが思います。
読者の誰もが、ボアの村が勝てるとは思わないでしょう。
村人の全員はお気軽に考えています。
いままで一度も村が落ちたことはない、と。
小細工しなくても、このままがんばれば村を守れる・・・と。
自分達の状況を安易に考え、リスク管理をしない、理解できない村人に不安を覚えるエウメネス。
エウメネスは、村の最悪な状況を説明します。
そして、エウメネスはその頭脳と知恵、村人たちの技術を駆使して、驚くべき戦術を展開します。
ボアの村を守りたい!
誰一人として殺させない!!
カルディアの町と同じく、自分を受け入れ、たくさんの愛情を注いでくれた、そして一緒に育っていった仲間達を思うエウメネス・・・
ありがとう!
何度も心の中で、ありがとうを繰り返すエウメネス!
愛するサテュラを殺させない!
心配するな、と。
みんなで生き残るんだ・・・と。
このシーンだけで、どれだけボアの村を村人達を、サテュラを愛していたのかが分かります!
めちゃくちゃ心に響きます。
エウメネスは、自分の幸せより、ボアの村人、サテュラを一番に考えます。
それは、この戦争が終わった後に、エウメネスの悲劇を迎えることになります。
そして、いよいよエウメネスの頭脳、知識、知見、考察、自らの命も掛けた作戦により、ダイマコスの強力な私兵に挑みます!
ここは読んでいて、めちゃくちゃスカッとします!
とてつもなく気持ちいいです・・・・!
しかし、その結果として大きな悲劇がエウメネスを襲います。
エウメネスに訪れる悲しすぎる出来事は、読者の心を強く揺さぶります。
とてつもなく切なくて悲しく、心がきゅ〜と締め付けられます!
エウメネスの初陣がどのように展開されるのか、彼がどのようにして逆境を乗り越えていくのか、そしてその後の悲劇とは・・・?
気になるかたは、ヒストリエ4巻を読んでからのお楽しみで!!
ヒストリエ4巻のちょっとだけ感想!のまとめ(サテュラと悲惨ダイマコス?)
ヒストリエ4巻は、2007年7月23日発売されました。
「ヒストリエ4巻」では、エウメネスが住むボアの村とティオス市の戦争が描かれています。
ボアの村は、エウメネスを受け入れ、愛情を注ぎ、一緒に育っていった仲間たちと住む、大切な場所です。
エウメネスにとって、カルディアの町と同じくらいに重要で大切な忘れられない場所となりました。
愛するサテュラが住むボアの村。
エウメネスが青年に成長する頃、ティオス市の顔役の息子、ダイマコスは強力な私兵を従え、ボアの村を征服しようと企みます。
エウメネスは、その頭脳、知識、知見を駆使して、命がけの作戦を立てます。
彼は村人たちと共に、ダイマコスの私兵に挑む決意を固めます。
読者を引き込む緊張感と次々と繰り広げられる驚きの展開は、息をつく間もないほどです。
エウメネスの成長と村人たちとの絆が試される「ヒストリエ4巻」は、壮絶で感動的なドラマチックなストーリーを展開します。
「ヒストリエ4巻」青年に成長した彼の初陣ともいえるこの戦いの結末を、ぜひ見届けましょう!
ヒストリエ4巻も最高でした〜!
エウメネスの圧倒的能力がまざまざと見せつけられるストーリーでした!
ダイマコス、とても悲惨でしたね・・・。
そして、戦いの後のエウメネスの悲劇!今後、物語はどう進んでいくのか!?
ますます読むことが止められません〜!!