●ヒストリエ3巻のちょっとだけ感想とまとめです!
●エウメネスがとうとう奴隷として売られてしまう・・・!?
●これからトラクスのように、奴隷としての過酷な運命を辿るのか?
●本気で目が話せない、ヒストリエ3巻!めちゃくちゃ面白いです!
ヒストリエ3巻は、2005年11月22日発売されました。
とうとうエウメネスが奴隷として売られていってしまいました!!
愛情深く育ててれた家族から、自宅、カルディアの町から去っていきます。
これからのエウメネスの人生はどうなってしまうのでしょうか?
トラクスのように、熾烈で過酷な運命を辿るのでしょうか・・・?
それとも・・・?
今回のヒストリエ3巻は、「後悔を飲み込む者たちの物語」です!
ますます目が離せない「ヒストリエ3巻」!めちゃくちゃ面白いので、ぜひお読みただければと思います!
ヒストリエ2巻のちょっとだけおさらい
- 嫉妬深い兄「ヒエロニュモス」に体育教練の拳闘を仕掛けられたエウメネス
- 拳闘により兄弟ともに顔が腫れたにも関わらず、母はエウメネスには冷たかった
- そんな折、スキタイ人であるトラクスがカルディアの町からの脱走を図る
- トラクス事件をキッカケに、エウメネスは奴隷の立場に陥れられてしまう・・・!
ヒストリエ2巻を未読のかたは、この機会にぜひいかがでしょうか!
めちゃくちゃ面白いですよ。ヒストリエ!
ヒストリエ3巻のちょっとだけあらすじ(奴隷のエウメネス?)
とうとう奴隷として売られてしまったエウメネス!
カルディアの町を去る日がやってきました。
彼が売られる先は、悪評高いゼラルコス!
ヘカタイオス曰く、
「いつまでもまともな姿でいられるとは思うなよ!」と。
しかし、エウメネスの運命はさらに急速に転換を迎えます。
少年から青年へと成長するエウメネスがどのような運命を辿るのか、ますます目が離せません。
今回のヒストリエ第3巻は、「後悔を飲み込む者たちの物語」です!
エウメネスの苦悩と成長、彼を取り巻く人々のドラマが織り成す、激動のストーリーが展開されます。
悪名高いゼラルコスに売られたエウメネスの行く末がどうなるのか?
彼の過酷な運命とその中で芽生える希望と絶望の物語が描かれます。
ヒストリエ第3巻、その全貌をぜひ楽しみましょう!
ヒストリエ3巻のちょっとだけ読みどころと感想(後悔を飲み込む者たちの物語)
ネタバレにならないように、読みどころと感想を書きます。
とうとう、エウメネスがカルディアの町から去る日がやってきました。
長年住み慣れた自宅を去る際、元家族は誰も見送りにきてくれません。
エウメネスは思います。
あのカルディアの町で過ごした日々、
愛情豊かに育ててくれた家族・・・・・
才能に期待を掛けえくれた父親・・・・・
抱きしめてくれた母親・・・・・
語り合ってくれた、父、母、兄・・・・・!
嘘だったのか、と。
よくもよくも、
よくもよくも・・・・・・・・!
今まで、騙してくれたな・・・・・・・・!と。
エウメネスのこの叫びで、3人が泣き咽びます。
一人は、エウメネス。
一人は、エウメネスを愛情深く育ててくれた母「テレシラ」。
一人は、エウメネスを過酷な運命に導いた奴隷「カロン」。
母は、胸の内を伝えようとしましたが、間に合わず・・・・
カロンは、その罪深き行為に恐れおののき、伝えることができず・・・
エウメネスも後年、その後悔を吐露します・・・・・
ここが、読んでいてとてもつらかったですね。
悶絶します。
この3人の後悔の先については、物語が進む先で語られることになります・・・。
逆に、前を向いて進んでいくしかない少年達は、
「今でも(今までも)あいつは友達さ・・・・!」と、
エウメネスの乗る船を港まで見送りにいきます。
なにげにジャイアン的な男の子が、最初から最後までいいヤツなんですよね。
というか、エウメネスの友達は全員、いいヤツばかりです。
そして、なんとか別れの挨拶をします。
あの愚兄「ヒエロニュモス」さえ、彼なりに前向きに折り合いをつけます。
後悔を飲み込むのは大人だけ。
ヒストリエは後悔を飲み込む者たちの物語です。
悶絶しますね。
また、エウメネスがある理由でお世話になる村があります。
その村の集会所で、数日おきに「ギリシア神話や各地の伝説」を村人に語るようになりました。
エウメネスが自宅の図書室で読んでいた膨大な書物による知識です。
ここで、エウメネスは下記の様に思います。
「書物から得た知識の多くが、ほったらかしにしておけばいつまでも”他人”なのだが」
引用:ヒストリエ3/岩明均/講談社/アフタヌーンコミックス 161頁
「第三者にわかりやすく紹介してみせる事で」
「初めて”身内”になってゆく」
これは、初めて読んだ当時から、すごく感心しましたね。
楽しいけど、インプットだけではダメ。
3割インプットしたら、7割アウトプットが必要ですよ!
という事ですよね。
紀元前4世紀の古代ギリシア時代ですでに発見されていた受験・勉強テクニック!!
さてさて、そんな感じで3回目の新たな人生を歩き出すエウメネス。
気になるヒストリエ3巻の魅力は、読んでからのお楽しみで!!
ヒストリエ3巻のちょっとだけ感想!のまとめ(奴隷のエウメネス!)
ヒストリエ3巻は、2005年11月22日発売されました。
「ヒストリエ3巻」では、とうとう主人公エウメネスがついに奴隷として売られ、愛する家族や友人、故郷カルディアの町を去ることになります。
愛情深く育ててくれた家族や親しい友人との別れが辛く、エウメネスは彼らが自分を裏切っていたと感じ、深い悲しみと怒りに苛まれます。
エウメネスのその叫びは、聞いていた者に深い後悔の念を抱かせます。
しかもそれは、大人にとって飲み込むしかない大きな苦痛となっていきます。
「ヒストリエ3巻」はエウメネスの新たな運命と成長が描かれ、物語のスリルと感動が一層増していきます。
彼がどのようにして困難を乗り越え、どのような未来を切り開いていくのか、その過程が非常にドラマチックに描かれていきます。
「ヒストリエ3巻」は、後悔を飲み込む者たちの物語。
読者を引き込む緊張感と次々と繰り広げられる驚きの展開は、ますます目が離せない内容で読むことが止められません!
エウメネスの運命と成長が詰まった「ヒストリエ3巻」をぜひ楽しみましょう!
ヒストリエ3巻も最高でした〜!
エウメネスの運命の物語がとてつもなく凄い!
今後、どう物語が展開していくのか?
ますます読むことが止められません〜!!