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●ヒストリエ2巻のちょっとだけ感想とまとめです!
●エウメネスの幼少期のお話ですが、この頃から波乱万丈です!
●いえ、生まれたときから・・・?
●とにかく面白いので、めちゃくちゃオススメです!
ヒストリエ2巻は、2004年10月22日発売されました。
故郷カルディアに到着したエウメネスが、幼少の頃を思い出すエピソードです。
エウメネスとは何者なのか?
なぜ人とは違う、特別な才能と知見に恵まれているのか?
なぜ、故郷カルディアから離れなくてはならなくなったのか?
そして、なぜ都会風坊ちゃん刈りが似合ってかわいいのか!?
ヒストリエ2巻は、そんなエウメネスの謎が少しずつ分かってくるお話です。
めちゃくちゃ面白いので、ぜひお読みただければと思います!
ヒストリエ2巻のちょっとだけおさらい
- カルディアに帰郷した青年エウメネス
- 廃墟となった実家の前で見つけた「アバナシスの最終巻」をきっかけに、幼少期の思い出にふける
- 幼少期のエウメネスは、カルディア一番の実力者「ヒエロニュモス」の息子として、何不自由なく暮らす
- エウメネスは、既に幼少期から特別な才能を持っており、その才能は家族や周囲の人々によって認められていた
- その才能に、あからさまに嫉妬と悪感情を隠せない兄「ヒエロニュモス」!
- あるとき、兄「ヒエロニュモス」は、体格差がある体育教練ならエウメネスに勝てるだろうと、エウメネスに拳闘を仕掛けた!!
ヒストリエ1巻を未読のかたは、この機会にぜひいかがでしょうか!
めちゃくちゃ面白いですよ。ヒストリエ!
ヒストリエ1巻のちょっとだけ感想とまとめも、良かったらどうぞ〜。
ヒストリエ2巻のちょっとだけあらすじ(エウメネス怒涛の幼少期!)
エウメネスの才能に嫉妬し、悪感情を隠せない兄「ヒエロニュモス」。
彼は悪友の誘いに乗り、体育教練の拳闘をエウメネスに仕掛けました。
その後、自宅に帰宅した兄弟。
しかし、母はなぜか兄「ヒエロニュモス」だけを心配し、弟のエウメネスには厳しい態度を取ります。
この不公平な扱いに腑に落ちないエウメネスに対して、父「ヒエロニュモス」はこう諭します。
「おまえは生まれついての特別な能力があるのだ」と。
そんな折、カルディアの町で騒動が起こります。
金貸しのテオゲイトンに虐待されていた奴隷のトラクスが脱走したのです。
トラクスは町の外に脱出しようとしますが、市民兵に囲まれています。
しかし、トラクスは次々と彼らから奪った剣で倒していき、まるで無双のようにその場を制圧します。
その場に偶然出くわしたのがエウメネスでした。
エウメネスはトラクスのあまりに鮮やかな剣さばきに、すっかり見とれてしまいます。
エウメネスの人生を激変させてしまった、トラクスとの邂逅の結末は!?
ここからエウメネスの怒涛すぎる人生が幕を開けます!
ヒストリエ2巻も激動、ドラマチックです!
ヒストリエ2巻のちょっとだけ読みどころと感想(エウメネス怒涛の幼少期!)
ネタバレにならないように、読みどころと感想を書きます。
まずは、兄「ヒエロニュモス」のせこさ・・・!
自分で何も努力も行動もせずに、文句ばかり、人の足をひっぱるだけの人間。
最悪です。
このままの人生で良いと思っているのでしょうか?
しかも、弟であるエウメネスを、級友たちの前で平気で殴ります。
体育教練の拳闘を教えてやる、という名目で。
学業で勝てない・・・・
知識でも勝てない・・・・
手の器用さでも勝てない・・・・
人望でも圧倒的に勝てない・・・・
安全なところでしか、物事を決められない・・・・
自分が安全なところにいれば、躊躇なく人を攻撃する・・・・
何かあれば、くだらない言い訳ばかり・・・・
父と母からの期待が全くない・・・・
人に全く敬意を払っていない・・・・・
彼女もいない(当たり前だ!!)
いくら裕福な家に生まれたからと言って、こんなんで人生豊かになると思っているのでしょうか?
次に、エウネメスに対する関係する人々の
やさしさ、愛情、リスペクト
がところどころに垣間見えます!
それが、どれだけ尊く、深いことかヒストリエ1巻、2巻、及び以降の物語を読み進めていくにつれ理解が深まります。
父の期待と愛情!
母の葛藤しながらの深い愛情!
友人達からの、いつでも対等なお互いのリスペクト!
エウメネスを陥れた「ヘカタイオス」達からも、その特別な能力を認められています。
特に、父と母はとても配慮ができた大人です。
こんなに言葉や態度に配慮をする大人達を見たことがありません。
人類は、紀元前時点で既に、高い徳や教養、品性とは何か?を発見していたのですね。
逆に、ペリアラの父などとは好対照です。
彼は、自分の損得勘定をあからさまに態度に示してしまいます。
でもそれは仕方がないです。
人に配慮、リスペクト出来る人は、そうそういない・・・
そして、そしてそして、トラクスです!!
遊牧民族スキタイは、
世界で最も勇猛で、
誇り高く、
そして・・・・・
金貸しのテオゲイトンに熾烈に虐待されていた奴隷のトラクス!
大勢のカルディアの市民兵に無双しながら、町からの脱出を目指すトラクス!!
めちゃくちゃ強い!
幼いかわいい女の子も躊躇なく、盾がわりにします。
手段を選ばず!!
でも、そんなのトラクスからしたら当たり前ですよ。
カルディア市民、スキタイ人、それぞれの正義と都合があります!
当時、「トラクス」を「トランクス」と読み違いすることが多かったです。
なぜか、頭の中で「トランクス」と変換されてしまうのですよね。
これは、理由ははっきり分かっていて、
全宇宙で最も勇猛で、
誇り高く、
そして残忍な・・・
戦闘民族サイヤ人と重ねてしまっているからです!!!
多分、「戦闘民族サイヤ人」と、「遊牧民族スキタイ」元々は同じ民族だったのかもですね。
私はそう思います。
ちなみに、「遊牧民族スキタイ」の末裔は、日本のアイヌ民族という学説?もあるみたいですね。
参考:エミシ、アイヌ民族はスキタイ、バルカリアンの末裔か
トラクス事件後の、エウメネスの怒涛の人生の行方に、ますますヒストリエから目が話せなくなります。
夢中で読み進めてしまいますね!
では、そんなヒストリエ2巻の魅力は、読んでからのお楽しみで!!
ヒストリエ2巻のちょっとだけ感想!のまとめ(エウメネス怒涛の幼少期!)
ヒストリエ2巻は、2004年10月22日発売されました。
ドラマチック、波乱万丈なエウメネスの怒涛の幼少期が幕を開けました。
特別な才能を持つエウメネスは、兄「ヒエロニュモス」から嫉妬され、体育教練の拳闘を仕掛けられます。
「おまえは生まれついての特別な能力がある」と諭す父「ヒエロニュモス」。
そんな中、金貸しテオゲイトンに虐待されていた奴隷トラクスが脱走し、市民兵を次々と倒していくシーンに遭遇したエウメネス。
トラクスとエウメネスの邂逅は、物語にどのような展開を見せるのか・・・!?
兄のせこさに呆れつつも、エウメネスに対する周囲のやさしさやリスペクトが心温まります。
日本が誇る超々歴史大作ヒストリエ!
ここから物語はめちゃくちゃ面白くなっていきますよ。ヒストリエ!
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ヒストリエ2巻も最高でした〜!
今後のエウメネスどうなっちゃうの?
続きがとても気になります!!