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【ヒストリエ12巻(感想)】エウリュディケ死亡?え?なんで!?

2024年7月6日

やまた
やまた

●5年ぶりの新刊「ヒストリエ12巻」のちょっとだけ感想とまとめです!
●待ち遠しくてたまらなかったです!
●エウリュディケと2度目の悲しい別れ、そして最後の約束!!
●怒涛のドラマチックな展開を迎えたヒストリエ!めちゃくちゃ面白いです!

待ちに待った、ヒストリエの最新12巻が2024年6月21日に発売されました!

前巻の11巻から実に5年ぶりです。

いやー、長かったですね!


でも、待ち続けたかいがあって、今回もめちゃくちゃ面白いですよ!

いつもながら、展開がドラマチック!

こころが打たれ過ぎるエピソード。


今回、え・・・・・!?そんな・・・・・・・そ・・・んな・・・・


エウメネスに対して、またこの仕打ちかよ!!!
何度目だよ!!!

本当にホントにほんと〜〜〜〜〜〜〜〜に、何度目だよ!!!!
大の大人が一瞬で、涙があふれるなんて・・・・・・


エウメネスよ・・・・あなたは一体、どういう運命なんだよ!!!


・・・・・という展開が待っています!

心の準備が整ったら、ヒストリエ12巻をぜひどうぞ〜

ヒストリエ11巻のちょっとだけおさらい

  • マケドニア王国フィリッポス王の第7王妃となるため、王宮に引っ越してきたエウリュディケ
  • エウリュディケに対して、「試しに暗殺」を図るアレクサンドロス王子の実母、第4王妃オリュンピアス!
  • エウメネスの機転で、暗殺は阻止され首謀者であるオリュンピアスは故郷に追放された
  • 故郷に護送中に、護送兵に紛れていた暗殺集団に襲われるオリュンピアス一同!
  • 暗殺集団には、アレクサンドロスと顔が瓜二つのパウサニアスもいた・・・・!

前巻から5年経っています。
どんなストーリーだったか思い出したい場合は、ぜひヒストリエ11巻を読み直しましょう!

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ヒストリエ12巻のちょっとだけあらすじ(エウリュディケと再びの別れ)

マケドニア王国の第4王妃オリュンピアスの暗殺を図るパウサニアス!

手練れのネオプロレモスもさすがに敵わない・・・。


オリュンピアスも既にあきらめている感があります。
この方は、すぐ覚悟を決めますね。


しょっちゅう、折をみて覚悟を即断する人です。
さすが、マケドニア王国の第4王妃!


しかし、そこにレオンナトス率いる救援部隊が駆けつけました!!

オリュンピアスの機転(いや魔女的な力?)もあり、なんとか窮地を脱する護送部隊(いや、ほぼ全滅ですが・・・)

その後、フィリッポスとエウリュディケの婚儀は無事に終わり、全ては収まったようにみえました。


そして、翌年の初夏・・・
物語は大きく、大きく転換を迎えることになります・・・・。


最愛のエウリュディケと2度目の悲しい別れをするエウメネス。
そして、以前は断られた最後の約束をする二人・・・。


運命は、エウリュディケとエウメネスの未来をどこに導くのでしょうか!?

ヒストリエ12巻のちょっとだけ読みどころと感想(悲痛!エウリュディケとの最後の約束)

ネタバレにならないように、読みどころと感想を書きます。

まず、第4王妃オリュンピアスが、しょっちゅう「覚悟」を決めるなあ〜と。

やはり、気高く生き、そして死ぬべきと考えているのでしょうか。

自分の死にも配下の死にも、合っというまに覚悟を決め、即断します

パウサニアスと交渉し、その後、躊躇せず自分の首を差し出します。
覚悟が過ぎます!!

自分の命の使い所やあきらめどきを理解しています。
マケドニア王国に嫁いできたときから、いえ、幼少の頃から覚悟と判断の繰り返しだったのだろうなあ〜〜、と。

命を最大限に有効利用しますが、最後は高貴に、見苦しくもがくことはしないのでしょう。
後のエウリュディケとは真逆です。


判断せずに、ボケーっとしていても、
覚悟を決めず、自分かわいさに逃げ惑っても、


助かるために、自分自信で何もせずに、他人の慈悲にすがっても、


何に一つ人生の困難に抗えません。


たとえ超王国マケドニアの王妃でも、それは同じです。


なので、覚悟を決め、自分自身の判断で行動する。
または、受け入れる。


そして同じように覚悟を決めて、自分で判断し行動する者にリスペクトする!
身分が違う相手であろうが、感謝の気持ちもしっかり伝える。

しかし、そうでない者には、容赦はしない。

そんなことを、オリュンピアスから強く感じました。


オリュンピアス様、お名前も肢体も完璧に美しい女性です(お歳も現時点で、まだ30代!)。
しかも感謝とリスペクトの気持ちも強く持っている女性なのですよ。


認めるところは、完全に認める。
自分が不足しているところも、あっさり受け入れる(下図はヒストリエ11巻からです)。

そして、どう進めていけば良いかを分析し、次の思考と行動に繋げる!!

私は、このヒストリエ12巻でオリュンピアス様を大好きになってしまいましたね。


オリュンピアス様のように、本巻では「覚悟」を決めた人が複数人でてきます。


すぐに覚悟、判断をできるオリュンピアス様・・・・

追い込まれて覚悟をするしか無かった人・・・・・

起こってしまった結果をみて、覚悟を決める者・・・


意外なことに、フィリッポス王は覚悟を決められない人だったのかな、と感じました。


彼は、風貌のゴツさとは裏腹に、「自分の気持ちをそのまま表にださない」「言葉に配慮する」人物でした。

さすが一国の王。


基本、「良い人戦略」です。
令和の時代にも通じます。

第七王妃のエウリュディケを暗殺しようとしたオリュンピアスに対して、この気遣った言葉・・・。
この人でなければ、即処刑ですよ!

フィリッポスが若い頃、オリュンピアスに木の枝であわや失明しそうな感じで、顔面を叩かれた後の言葉・・・
この人でなければ、即無礼討ちですよ!

このおっさん、始終こんな感じ。
彼はずっとずっとずっと、ず〜〜〜と、心に秘めていた本音を、言葉にできる日がくるのでしょうか・・・・?


ヒストリエの物語は、

奴隷だろうが、
町の長者だろうが、

強国の王子や、王でさえも、
誰も彼もが、

胸の内に閉じ込めた思いを、伝えられずに後悔する者が多いです。
そんな人ばっか!

皆、日本人並に相手に配慮しすぎですよ!!


ヒストリは後悔を繰り返す物語。


エウネメスでさえ、最愛のカルディアの母に、謝罪と感謝の気持ちを「心の中で伝えることしか」出来ませんでした。

もしも、直接母に言葉で伝えることができていたら・・・・。


そして、そのエウメネス!!


今回のエウメネスに関しては

また運命は、エウメネスに繰り返し同じ仕打ちをするのか・・!!

サイヤ人襲来編の悟空か・・・・!!!!

の2つに尽きます。

ただ、以前と違い、今度こそは一緒に旅をする約束ができて良かったです・・・
エウリュディケのとても大切なことの後になりますけど。

今度こそ、
今度こそ、


次の機会に、
いつか必ず、


「一緒に地平線の先を見に行く」旅ができることを・・・。


エウメネスも心のなかで、強く固く約束を守ることを誓います!

エウリュディケは、本当は最初から旅のを約束したかったんだよーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!
分かっていたのに、なぜあの時、ぼけ〜〜〜と立ちすくんでいた?エウメネスよ?



このあたりは、ヒストリエ10巻を先に読むことをぜひおすすめします!!
読むと本巻のお話がぐっと分かりやすくなります。

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ど、どういうことかは、読んでからのお楽しみで!!


とてつもなく面白いヒストリエ!
1巻の最初から読み直すのもオススメです!

読み直すことで、最新12巻の内容にさらなる発見や気付きがめちゃくちゃ出てきます!岩明先生すごい!!

ヒストリエ12巻のちょっとだけ感想!のまとめ(エウリュディケと再びの別れ)

ヒストリエ12巻は5年ぶりの新刊として、2024年6月21日に発売されました。

今回は怒涛の展開が待っています。
前巻から続くマケドニア王国のフィリッポス王とその妻たちの物語が描かれ、特に第4王妃オリュンピアスの覚悟とエウリュディケの覚悟の対比が印象的です。

彼女達は誇り高く覚悟を決め、即断し行動する強さを見せます。


フィリッポス王と第7王妃エウリュディケの婚儀が無事に終わるも、物語は大きな転換を迎えます。

エウリュディケと再び別れることになったエウメネス。
運命はエウメネスをどこに導くのかも見逃せません。


エウメネスは、いつかエウリュディケとの約束を果たすことが出来るのでしょうか・・・。

覚悟と判断できた物、そして覚悟無き者の運命が鮮明に描かれた、ヒストリエ12巻をぜひ楽しみましょう〜!

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やまた
やまた

ヒストリエ12巻も最高でした〜!次巻も楽しみです!!
エウメネスはエウリュディケとの約束を果たすため、3たび巡り合うことができるのでしょうか?
でも岩明先生、無理せずでお願いします!
気長に1巻から読み直して待っています〜!

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