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【ヒストリエ10巻(感想)】悲恋?エウリュディケとエウメネス!

2024年7月13日

やまた
やまた

●ヒストリエ10巻のちょっとだけ感想とまとめです!
●いよいよマケドニア軍と、アテネ軍の直接対決が始まります!
●副将のアレクサンドロス王子の独走!?
●そして、あれほどいちゃいちゃ・ラブラブだったエウメネスとエウリュディケが悲恋!?
●日本の誇る超々歴史大作「ヒストリエ10巻」ま〜た、エウメネスがかわいそうな目に!?

ヒストリエ9巻のちょっとだけおさらい

  • 来たるべき対アテネ戦に向けて、敵将フォーキオンの工作活動を命じられるエウメネス
  • しかし、老獪・名将フォーキオンに、エウメネスが意外と手こずる!
  • そんなエウメネスに陰ながら助け舟をだしてくれる人物が会わられました。なんで!?
  • それは、ななな、なんと幼少期多くの時間を共に過ごしたカロンでした!!!
  • エウメネスとの再会により、カロンは人生最大の後悔断ち切ることができました
  • エウメネスを見送る彼の顔は実に実に、晴れやかで幸せそうでした・・・!

ヒストリエ9巻の見どころは、

カロンとの再会です!!!

ヒストリエの物語の中で屈指のストーリーです。

カロンの悲痛、大きな後悔が見事に溶けていくさまは、読んでいる我々の心も洗われるようでした。

カロンがやっと後悔を断ち切り、人生最大の幸せを掴む様は、とても感動的です。

凄まじいほどに感動するカロンとの再会!「ヒストリエ9巻」ぜひ、いかがでしょうか?

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ヒストリエ10巻のちょっとだけあらすじ(悲恋!エウリュディケ)

ヒストリエ10巻は、2017年3月27日に発売されました。

いよいよフィリッポス王が率いるマケドニア軍と、アテネ軍の直接対決が始まります。

一番槍を望み、自らが部隊を率いて敵陣に突入する副将アレクサンドロス王子。
愛馬ブーケファラスの凄まじい疾駆により、単身敵陣の中で孤立してしまう・・・・!!


戦いの行方は如何に・・・・!?


そして、エウメネスとエウリュディケの悲恋。
運命は、エウメネスに幾度となく悲しい別れを課すのでしょうか。


いよいよアテネとの決着が着く!?「ヒストリエ10巻」悲恋!エウリュディケ!めちゃくちゃ面白いですよ。ぜひ堪能しましょう!

ヒストリエ10巻のちょっとだけ読みどころと感想(エウリュディケとの最初の別れ)

ネタバレにならないように、読みどころと感想を書きます。

ヒストリエ10巻の見どころは・・・・


ずばり、エウリュディケとエウメネスの悲恋です!!!!


ま〜た、エウメネスが愛する女性と悲痛に別れる話ですよ・・・。

いったい何度目でしょう。
ほんと、かわいそうです。


ちょっと数えてみましょう。

まずは、実の母親。


二人目は、カルディアの母・テレシラ。


三人目は、同じくカルディアの彼女・ペリアラ。
ペリアラはそんなでもないか。でも一応カウントしておきます。


四人目は、ボアの村・サテュラ。


そして、五人目・・・・・エウリュディケ。


ペリアラは、まあそんなでもないですが、でも、ずっと心に残ってしまう悲しい別れですよね。


ペリアラ以外の四人!!
皆、心からエウメネスを深く愛していた女性達でした・・・。

ほぼ永遠の別れなのですよね。


「愛してその人を失うことはその次によい」


・・・と、英国の作家が書いた詩は、エウメネスの時代から2000年以上後の話です。



それにしても身悶えるほどの悲痛です。
何回、エウメネスはこの痛さを味わうのか。


二人の母からは、自分の意思とは関係なく、無慈悲に永遠の別れ・・・。


サテュラの幸せを願い、連れて行ってとすがる彼女を後ろに去って行ったエウメネス・・・。


そして、エウリュディケには、サテュラとは逆に、


二人で地平線の先まで二人で旅に出よう!
行こう!!


と、エウメネスらしからぬ感情的に説得します。
すがります!


一瞬、サテュラがエウメネスを見つめる姿がよぎります。

エウメネスは目を下にふせて言いました。


俺は・・・・・・愚かだよ


そして、


サテュラのときの後悔を断ち切るために、出来ることを全て出し尽くしてすがります。


でも・・・・
行く手を遮る敵は倒してみせる


とまで言い切ります。


遮る敵は、アテネ市を屈服させた超強国・マケドニア王国です。
ボアの村に対するティオス市の脅威どころではありません。


それでもエウメネスは、今度こそは後悔しないように覚悟します。
この恋の行き着く先は、二人の死しかないのに。


エウリュディケは、エウメネスの覚悟ある言葉に悲痛な表情になります。


このひとは、一緒に死んでくれ、と言ってくれているのだ・・・と。


しかし、エウリュディケも覚悟を既に決めています。
もうエウメネスに言葉を続けてもらう分けにはいきません。


愛するエウメネスを死なせるわけにはいきません。


去っていく、エウリュディケ。
その場に佇み、戻って来ることを待つエウメネス。


刻が月を高い位置に登らせた頃(月の登った角度からして1時間以上と推測)、


もう・・・・・
決めたのか・・・・・・・


「静かに」つぶやき、エウメネスも去ります。


もう決めた者は戻らない。


エウメネス自身も今までそうしてきました。
後悔を抱える覚悟をした者は、去りゆくのです。





しかし、、、、、
エウリュディケは、すぐそばにいたのです・・・・!


部屋の曲がり口のすぐ脇で待っていたのです!!!!
お互い姿は見えない。


でも、エウリュディケは、エウメネスがまだそこにいることを分かっていました。
エウメネスと違い、エウリュディケは去ってはいませんでした。


エウメネスを待っていたのです。

追ってきて!私を奪い去って!!
そして、地平線まで一緒に旅をすることを望んでいたのです!!!


しかし、エウメネスは去っていきました。


エウメネスが「静かに」つぶやいた言葉、


もう・・・・・
決めたのか・・・・・・・


が聞こえるすぐそばで、エウリュディケは待っていたのです!!!


そして、エウメネスのこの言葉に、


ずっと我慢していた涙を流し、エウメネスとは逆方向に目線をそらし


うん・・・・


「静かに」つぶやきます。


もう、このエウリュディケのつぶやきは、エウメネスの耳には聞こえません。



エウリュディケにすがったエウメネス。

エウメネスを信じて待っていたエウリュディケ。



二人が語った「地平線の先まで続く自由を見つける旅」。
近い将来、さらに悲痛な形で交わすことになります。


エウメネスとエウリュディケは、いつかその約束を果たすことが出来るのでしょうか・・・・

こうして、エウメネスは、エウリュディケと「最初」の別れをします。


とても悲痛な別れ話!エウメネスの全力でのすがりっぷりが、悲しすぎて身悶えすぎます!
どういうことかは、ヒストリエ10巻を読んでからのお楽しみで!!

ヒストリエ10巻のちょっとだけ感想!のまとめ(悲恋!エウリュディケ)

ヒストリエ10巻は、2017年3月27日に発売されました。

いよいよフィリッポス王が率いるマケドニア軍と、アテネ軍の直接対決が始まりました。
副将アレクサンドロス王子の戦いぶりは独特で得体の知れないものでした。


そして、エウメネスとエウリュディケの悲しい別れ・・・・!

何故運命は、エウメネスに繰り返し愛する女性との悲劇を与えるのでしょうか。

すさまじいエウメネスの悲恋。「ヒストリエ10巻」悲恋!エウリュディケ一緒に身悶えませんか!?

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やまた
やまた

ヒストリエ10巻もとてつもなく面白ろかったです!
いよいよマケドニアvsアテネの直接対決!
そして、またもやエウメネスに悲痛な別れが訪れます・・・。
ヒストリエ10巻を読み、ぜひエウメネスと一緒に身悶えませんか?

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