●「ヒストリエ第1巻」のちょっとだけ感想とまとめです!
●ここから、エウメネスの物語が始まりました!!
●ネットで超有名なハルパゴスの「ば〜〜〜〜〜〜っかじゃねえの!?」も本巻の出典です!
●日本が誇る超歴史大作漫画、めちゃくちゃ面白いです!
ヒストリエ1巻は、2004年10月22日発売されました。
平成の日本漫画を代表する超超名作「寄生獣」完結の後に、歴史物に答えを探し始めた岩名均先生。
雪の峠・剣の舞
ヘウレーカ
そして、ヒストリエ。
ヒストリエは、漫画家デビュー前から構想を温めていた作品とのことです。
天才、岩明均先生の集大成作品、ヒストリエ!!
私は、ヒストリエ1巻の発売当時から、もう夢中でした。
当時から、1〜2年に1冊しか新刊が出ず、待ち遠しかったですね。
なぜ、こんなに面白いのか・・・・。
ヒストリエ12巻発売を機に、1巻から読み直すと新鮮な発見があるかもしれません。
ぜひ、岩明均先生の超歴史大作「ヒストリエ」を読みましょう!
歴史好きの方にも、そうでもない方にも超超めちゃくちゃオススメです!!
ちなみに、ヘウレーカも面白かったです!
10回は繰り返し読みました!!
場所も時代もヒストリエと近いですし、ヒストリアが好きなら、きっと大好きになると思いますよ!
ヒストリエの魅力!
- 実際の歴史上の人物と出来事を、岩明均先生の独特の解釈によるダイナミックなストーリー展開!
- 当時の風俗や文化、政治状況などを詳細に生き生きと描画している!
- 魅力的で豊富な登場人物。全員に人生があり血が通っている!
- 丁寧で、こだわりのある美麗な描き込み。それなのに見やすい!読みやすい!迫力がある!美しい!
- 人生に対する深いテーマとメッセージ性。いつも考えさせられます。
そして、待ちに待った、ヒストリエの最新12巻が2024年6月21日に発売されました!
12巻もめちゃくちゃ怒涛のドラマチックなストーリー!
心を動かされるエピソードの数々!
ヒストリエ12巻をぜひいかがですか?
ヒストリエ1巻のちょっとだけあらすじ(超歴史大作のはじまり!そしてハルパゴスも!)
紀元前4世紀、古代ギリシアを舞台にした物語です。
青年エウメネスは、故郷カルディアへと向かう旅の途中でした。
その道中、偶然にも有名な哲学者アリストテレスとその一行と出会います。
アリストテレスといえば、「万学の祖」と称される西洋最大の哲学者の一人です。
アリストテレスとの会話を楽しむ中で、エウメネスが非常に博識であることが明らかになります。
しかし、彼の身体を見ると、鍛え上げられた筋肉、背中に走る二つの大きな傷跡。
そして腰に差した独特な剣から、武闘派の一面もうかがえます。
旅の終わりにエウメネスが無事に故郷カルディアに到着すると、彼が幼少期に住んでいた実家で目にしたものとは・・・?
また、本巻でネットで超有名なハルパゴスもさっそく登場しますよ!
ぜひ、超歴史大作「ヒストリエ」のはじまりをお楽しみください!
ヒストリエ1巻のちょっとだけ読みどころと感想(ハルパゴスさっそく登場!)
ネタバレにならないように、読みどころと感想を書いています。
まず、話のつかみというか流れが凄いな、と。
事件が起きて、落ち着いて、
また事件が起きて、落ち着いて、
そしたら、また事件が起きて、落ち着いて、
ほっとしたら、ビックリして
ほっとしたら、ビックリして
と、またたく間にヒストリエの世界に没頭します。
あ!と言う間に、1冊を読み終えてしまいました。
そして、古代ギリシアの人物、風俗、衣類、道具、軍隊の行動などなどがリアルで魅力的です!
これは、実写映画ではとても勝つことのできない漫画ならではの強みですね。
また、古代でも現代でも
いい人はいい人!
憎たらしい人は憎たらしい!
せこいやつは、せいこ!!
というのは変わらないのだな、と。
皆、愛すべき人物です。
岩明均先生の描く人物は、いつも血が通って自分の人生を考え、行動し、生きています。
ここが最大の魅力の一つですね。
エウメネスについても丁寧に、その人生が語られていきます。
幼少のころの家族や兄弟、学校や友人、彼女との出来事・・・
そして、ふっとよぎる知らない記憶や場面・・・・
繰り返し見る不穏な夢・・・・・・
丁寧に、丁寧にエウメネスの人生を、妙にリアルにそして自然に追体験していきます。
この体験は、今後起こるエウメネスの悲劇に出会った時に、我々の心にも直接衝撃を受けます!!
なかなかの衝撃と、しんどさです。
しかも少なくとも私が数えたところ、最新巻12巻までに3回は起こります。
さ、さらに最新12巻、実はヒストリエ1巻で出会った人たちのうち二人が再登場しています!
しかもそのうち一人は、めちゃくちゃ衝撃的なことをしています!!!
(以前にも伏線はありましたが・・)
もうひとつ衝撃なエピソードが本巻にはあります。
ヒストリエ1巻には、ネットで超有名な、
ハルパゴスの「ば〜〜〜〜〜〜っかじゃねえの!?」
がさっそく登場します!!
初見だとかなりの衝撃がありますので、ご注意を(笑)
これだけでも読む価値がありますよ!
というか、今までのエピソードが全部ハルパゴスに持っていかれます(笑)
1巻からさっそく衝撃的なヒストリエ!ぜひいかがでしょうか!?
ヒストリエ1巻のちょっとだけ感想!のまとめ(衝撃的すぎたハルパゴス!)
ヒストリエ1巻は2004年10月22日に発売されました。
「寄生獣」の完結後、岩明均先生が挑んだ歴史漫画で、構想はデビュー前から温められていたものです。
ヒストリエは古代ギリシアを舞台に、青年エウメネスが哲学者アリストテレスと出会うところから物語がはじまります。
最新の12巻は2024年6月21日に発売され、待ち遠しかったファンを再び魅了しました。
この作品は、当時の風俗や文化、政治状況を詳細に描写し、リアルで魅力的な古代ギリシアの世界を再現しています。
登場人物全員に血が通っており、個々の人生が丁寧に描かれている点が特徴です。
エウメネスの人生を追体験する過程で、彼の家族や友人、学校生活、そして不穏な繰り返し見る同じ夢などが描かれ、読者は彼の運命に深く共感します。
ヒストリエの魅力はそのストーリーテリングの巧みさにあり、事件と落ち着きが繰り返されることで読者を引き込みます。
古代ギリシアのリアルな描写と、時代を超えた人間ドラマが融合したこの作品は、歴史好きのみならず、すべての読者に楽しんでもらえる内容です。
ヒストリエを1巻から再び読み直すことで、新たな発見と感動があるでしょう。
そして、衝撃的すぎたハルパゴス!!(笑)
ぜひ、岩明均先生の超超歴史大作のヒストリエ1巻!衝撃!ハルパゴスを楽しみましょう〜!
ヒストリエ1巻も最高でした〜!
エウメネスの幼少期がとても興味深かったです!
2巻以降も素晴らしいので、ぜひオススメです!